不妊検査を受けた男性の本音 〜"パパへの一歩"への一歩〜
こんにちは、コロ坊主です。
ちょうど一年くらい前に、不妊治療の一環として検査に行きました。
日本では、
妊娠に向けて「自分には問題がない」と思っている男性は約6割もいて、
一定期間子供ができなかったときに自分に原因があるのでは?と思う人の割合が女性よりも少ないそうです。
子供を授かりたいと思っている女性の中には、
・旦那が不妊治療に協力してくれない。どうしたら協力してくれるだろう?
とお困りの方もいらっしゃいます。
そこで今回はそのような方々の一助になれば嬉しいなと思い、一つの参考として、
男性目線で、私の不妊検査体験談についてご共有できればと思います。
- きっかけは「自分自身を正しく理解したい」と思ったこと
- 六本木レディースクリニックで検査を受けてきました
- 協力してくれない旦那さんに「恥ずかしくないよ」で説得は難しい
- 一緒にクリニックにいくことから、精神的ハードルが下がる
- 検査にいく前に、結果を踏まえた今後の方向性について話合い
- 助成金もうまく活用しよう
- まとめ
きっかけは「自分自身を正しく理解したい」と思ったこと
私が検査を受けようと思ったきっかけは、検査により自分の身体のことをきちんと理解しようと思ったことでした。恥ずかしさはやはりあったものの、自分の能力がどうなっているのか、健康状態を把握する気持ちで検査を受けようと思いました。
正直、「自分に問題があるだろう」という気持ちがあったわけではなく、今後子供を授かるかもしれない身として、自分の健康状態を正しく理解することが大事という感情がありました。
「恥ずかしいと思うこと自体おかしい!」という意見もあるかと思います。
それもごもっともではあるものの、男性心理としてはやはり多かれ少なかれ感じる部分ではあるのかなと思いますので、個人的な意見としてご容赦ください。
六本木レディースクリニックで検査を受けてきました
六本木レディースクリニックで、妻と一緒に検査を受けることにしました。
簡単によい点、気になった点をお伝えすると、
良い点
・施設はとても綺麗
・立地がよく、アクセスしやすい(六本木駅からすぐ)
・先生が非常にやさしく丁寧な診察
・患者を呼ぶ時に、名前ではなく、診察券番号で呼ぶことを徹底している
・待合室の設備が充実
・飲み物(紅茶などインスタント系の飲み物)
・無料Wi-Fi
・雑誌
・テレビ
・オンライン漫画読み放題サービス(あまり有名なものはない)
・(妻曰く)採血が上手
気になった点
・待ち時間が長い
・待合室が狭い
・診察代が少々お高い
男性が2〜3割もいたことに驚き
待合室に入って一番驚いたことは、待合室にいる人の2〜3割ほどが男性(幅広い年齢層)だったことです。正直、女性ばかりがいて肩身の狭い思いをするだろうなと思っていたのですが、そんなこともなく、パートナーと一緒にきている方が多く、ここでは恥ずかしいと思うことはありませんでした。
また、妻曰く、あくまでも個人的な意見ですが、クリニックに男性がいたとしてもネガティブな印象ではなく、女性はむしろ「協力してくれている旦那さんで素敵だな」と思っているとのことなので、それもまた安心材料の一つでした。
検査の流れ
- 診察番号で呼ばれ案内
- 個室で採取
- お会計
- 検査結果(後日)
1. 診察番号で呼ばれ案内
検査当日に妻とは別に私自身の診察券を作りましたので、
私の診察券番号で待合室で声をかけられ、案内されました。
男性のスタッフがいるのかなと思っていたのですが、案内いただいたのは女性スタッフの方で、少々目を合わせるのは気まずかったのを覚えています笑
2. 個室で採取
個室に案内され、採取方法と採取後の提出場所について説明を受けました。
個室は漫画喫茶のような感じでした。テレビ、一人用チェア、DVD、イヤフォンなどが用意されており、カメラのフィルムケースのようなプラスチックのケースに採取するように指示がありました。
引用元:BAGUS | 株式会社バグース
採取後は、部屋を出てから指定の棚に置いて去ってよいとのことで、特にスタッフの方と話すことはなかったので、恥ずかしい感情を感じることはありませんでした笑
採取方法については、自宅で採取して持ち込みも可能なようなので、クリニックではちょっと…という方は病院・クリニックにご相談してみるとよいです。
私も早めに知りたかった笑。確認が必要ですが、持ち込みもパートナーの方ができるのであれば、男性にとっては助かりますよね。
3. お会計
この日は妻も検診があったので、案内の際に「会計は奥様の診察代と合わせてになるので、採取&提出終わり次第お帰りいただいてかまいません」と伺った(はず)ので、棚に提出し、そそくさとクリニックからは去って、近くのカフェで妻を待っていました。
しかし、その後妻と合流し聞いたところ、私の診察券番号が何度か会計で呼ばれたとのことで、もしかしたら聞き間違いだったのかもしれません。笑
診療費は、当時は初診料3,240円、検査費用7,500円で合計10,740円でした。
4. 検査結果(後日)
結果は1〜2週間後にわかるとのことで、あいにく私は仕事でいけなかったので、
妻の診察の際に、代わりに聞いてきてもらいました。(他の病院では2〜3日でわかるところもあるようです)
結果は問題なしとのことで、特に治療はなかったです。
協力してくれない旦那さんに「恥ずかしくないよ」で説得は難しい
私は恥ずかしさよりも自分の身体を知りたいという思いのほうが強かったので、こうして検査を受けることとなりましたが、男性の中にはやはり抵抗がある方もいらっしゃいます。子供ができずに悩むカップルの中には「パートナーが協力してくれない」と不満を漏らす声もよく耳にします。
恥ずかしいと感じている男性に「恥ずかしいことじゃないよ」といくら言っても難しいと思います。(もちろん、中には恥ずかしくないと思う方もいると思いますが)
私自身、やはり恥ずかしい気持ちは拭えることはありませんでした。
一緒にクリニックにいくことから、精神的ハードルが下がる
じゃあどうしたらいいか。
私は、待合室にいる多くの男性の姿を見て、ハードルが少し下がりました。
なので、いきなり検査にいくのではなく、既にパートナーの方が診察に通っているのであれば、診察に一度一緒にいくところから始めるのがよいと考えます。
まわりに予想以上にいる男性を目にすると、自然と恥ずかしさを感じなくなります。
検査にいく前に、結果を踏まえた今後の方向性について話合い
幸い、私たちはタイミング法により子供を授かることができたため、短期間で通院を終えたのですが、検査結果を知る前に、結果を踏まえてどうするかを話合いました。
「どちらかが難しいとわかった段階で無理して治療するのはあきらめる」
「特に問題はないということであればタイミング法までは頑張ってみよう」
といったように、二人のプランを考えてました。
もちろん検査の結果を踏まえて気持ちが変わることはありますが、一度どのような方針でいくかはよく話し合っておいたほうが、結果を受けてからの夫婦仲がスムーズにいくと思います。
助成金もうまく活用しよう
自治体によっては治療までいかずに不妊検査を受けるだけでも助成金がもらえます。
東京都では5万円を上限に検査費用に対する助成が受けられます。私たち夫婦も、この制度を利用しました。
東京都では、子供を望む夫婦が早期に検査を受け、必要に応じて適切な治療を開始することができるよう、不妊検査及び薬物療法や人工授精等の一般不妊治療にかかる費用の一部を助成します。
引用元:東京都福祉保健局
お住まいの自治体で受けられる助成金についても確認してみるとよいかと思います。
まとめ
私自身、不妊検査体験にて少々恥ずかしい思いを感じたことは事実ですが、
検査を受けて心の中のモヤモヤがすっきりした感覚がありました。
「おすすめします!」ということではないですが、検査を受けようか悩んでいる方々に一つの事例としてご参考にしていただければ嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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