英語学習の一歩(700点/900点越えTOEIC勉強法)
・TOEICの勉強したいけど、なにから始めたらいいの?
・900点を超えたいけど、他の人はどう勉強してるんだろう?
日本における英語力の一つの指標として使われるTOEIC。
勉強しようと思うきっかけは誰しも1,2回はあるはずです。
純ジャパ、留学経験ほぼゼロの一般人である私が高スコアを取ることができた、
TOEICの勉強法についてよく聞かれるので、
私自身がこれまで英語学習の一環で活用したでTOEIC で900点越えを取得するまでの
学習方法についてご紹介したいと思います。
TOEIC勉強法はググればたくさん出てくる中、誰かの初めの一歩を後押しするものになれば
嬉しいです。
何事もいきなり勉強を始めるのではなく、どう勉強したら効率よく、最短ルートで走れるか、ゴールへの設計をしてから始めていきたいですね。
<目次>
・自身のスペック
・想定する学習者
・自身の過去実績
・TOEIC 730点突破に向けた勉強法概要
・TOEIC 900点突破に向けた勉強法概要
<自身のスペック>
・純ジャパ
・地方の国公立大学/大学院卒出身
・理系(英文科とかじゃない。英語は研究に関連した論文をすこし読むくらい)
・留学経験はほぼなし(大学院時代に3ヶ月の短期留学に行ったが、語学留学ではない)
<想定する学習者イメージ>
・めっちゃ英語が苦手というわけではないが、あんまり得意ではない
・昇格試験などでとりあえず600~700点くらいは目指したい
・あまり英語に触れたことがないが、TOEICを活用して英語学習を進めたい
<これまでのTOEIC取得スコアの軌跡>
・大学3年:630点 → 大学院1年:730点 → 大学院2年 830点
→社会人1年目:940点 →社会人2年 950点
※以降、会社で受けるTOEIC試験では900点以上をキープ
<700点突破に向けた勉強法>
600点くらいあればよい、という方もこの学習方法で進めてよいと思います。
高得点を取るに越したことはないと思うので笑
日本の中学、高校での英語の授業を受けていれば始められる学習方法かと思います。
流れとしては、
-
NextageやForest等、高校の参考書レベルで英文法をさらっと復習
(英文法めちゃめちゃ不安という人向け)
-
特急シリーズ「文法特急」「読解特急」をわからないところがなくなるまで読む
-
TOEIC公式問題集を繰り返す
以下、詳細です。どうぞ!
1. NextageやForest等、高校の参考書レベルで英文法をさらっと復習(英文法めちゃめちゃ不安という人向け)
学校で習う英文法のおさらいからです。全く覚えてないからといって必ずしもここを
実施する必要はないかと思います。なので、ここをスキップしてこれ以降の学習を進めてみるが、やはり何度も文法で立ち止まってしまう(回答を読んでもそんな文法しらんがな、ってことがよく起きてしまう)人はこのプロセスを行ったほうがよいかと。
Action
・1~2周 英文法の参考書を読む(細部まで細かく読んて覚える必要なし)
Goal
・このあとの問題集での学習を進める際に、答えで解説されている内容が理解できる
(文法を一つ一つ詳細に覚える必要はなし)
テキスト
・Nextage
・Forest
など、高校の授業で使うような英文法参考書
2. 特急シリーズ「文法特急」「読解特急」をわからないところがなくなるまで読む
このシリーズまだ試したことがない人はとにかく試してみていただきたい。
たとえば、Part5短文穴埋め問題では、本番で初めて見る文章なのに、
すぐに答えがわかるようになっていることを実感します(この衝撃はなかなか気持ちいい)
シリーズは全部で約50種類あるが、まずはこの2シリーズだけでよいかと。
後述しますが、さらに上をめざすには数冊をプラス!
Action
・1周目:読み物感覚でさーっと終わらせる
・2周目:問題を解く→間違えた問題について、間違えた理由を理解する
・3周目:2周目で間違えた問題のみ解く→回答を確認する
・4周目以降:初めから正解した問題を含め一つずつ解いて回答を確認する
Goal
・文法特急:ぱらぱらめくって、全ページの回答がすらすら答えられるようになる
(答え覚えてしまっててもOK。なぜその回答となるかが答えられることが重要)
・読解特急:回答はもちろん、文章、単語をすべて理解している
テキスト
・1駅1題 新TOEIC TEST 文法特急
・1駅1題 新TOEIC TEST 読解特急
3. TOEIC問題集を1冊ひたすら繰り返す
TOEICの形式・くせにまずは慣れるところから。公式問題集の問題を全て回答できるようにひたすら繰り返しましょう。
Action
【Listening Part】
・1周目
解く→回答を確認(間違えた理由、知らない単語の意味まで)→スクリプト見ながら音声聞き、「読んでわかならないところはない」まで文章を理解する→スクリプトなしでも音声聞いて理解するまで音声を聞く を1問ずつ進めます
・2周目
本番形式で実施→回答を確認→間違えたところだけスクリプトを見ながら音声聞き、間違えた箇所を確認→スクリプトなしでも理解できるまで確認
・3周目
2周目で間違えた箇所だけ、2周目と同じ方法で繰り返す
・4周目
本番形式で解く→答え合わせを実施を繰り返す
【Reading Part】】 ※基本的にはListening Partと考え方は一緒です。
・1周目
解く→回答を確認(間違えた理由、知らない単語の意味まで)→「読んでわかならないところはない」まで文章を理解するを1問ずつ進めます
・2周目
本番形式で実施→回答を確認→間違えたところだけ間違えた理由を確認
・3周目
2周目で間違えた箇所だけ、2周目と同じ方法で繰り返す
・4周目
本番形式で解く→答え合わせを実施を繰り返す
Goal
・公式問題集の問題を8割くらい解ける状態
テキスト
・公式 TOEIC Listening & Reading 問題集
<900点突破に向けた勉強法>
上記の700点突破に向けた勉強法に加え、下記を実施。
TOEIC900点を突破するのは少々マニアックな壁があるなと個人的には実感しています。
TOEICのくせというか、英語というよりもTOEICで点数を取るためのスキルみたいなものが身につけられるかが鍵になるかと。もちろん、英語の上級者がTOEICで高得点を取れるというのは事実かもしれませんが、TOEICの高得点者が英語上級者かというとやはり違うなと感じます。。。。(私自身がまさに後者。。。)
流れとしては、
1. 公式問題集を1冊完全マスター
2. 特急シリーズ「読解特急2 スピード強化編」「読解特急3 上級編」
「900点特急パート5&6」を追加
3. TOEIC以外の英語学習:海外テレビドラマ、映画などネイティブ英語をできる限り触れる
です。
以下、詳細です。どうぞ!
1. 公式問題集を1冊完全マスター
700点突破時はマスターまで行く必要はなかったですが、900点越えとなると、
やはり練習レベルでは完璧にこなせている必要があります。
Action
・公式問題集の文章を精読し、理解できない文章や単語がなくなるまで繰り返す
Goal
・公式問題集に書かれている文章、単語はすべてマスターしている
2. 特急シリーズ「読解特急2 スピード強化編」「読解特急3 上級編」「900点特急パート5&6」
700点突破のときと同じやり方で、特急シリーズを追加で行います。
文章レベル、単語、回答時間のスピードのレベルが高くなってます。
テキスト
・以下、3つです
TOEIC L & R TEST 読解特急2 スピード強化編 (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者:神崎正哉,TEX加藤,Daniel Warriner
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 新書
3. ネイティブ英語に触れる
ここは正直なかなか正攻法が個人に依存しているところですが、
好きな海外ドラマ、映画、ネットニュースなどで生の英語に触れる機会を増やします。
楽しむことが優先で、字幕なしで、英語ですべて理解しようとする必要はありません。
そんなことしてたら長続きしないですしね
私自身、海外ドラマを中心に学習を進めました。参考までにタイトルをご紹介します。
Hulu等オンラインビデオサービスを活用し、英語字幕で見ることで音に慣れるようにしました。気をつけなければいけないのは、字幕を追うのではなく、聞く方に集中し、なにを行っているかわからないところは字幕で確認することで、英語に慣れるかと思います。
・Suits(かっこいい弁護士たちの話)
・Big bang theory(ギークな学者たちのコメディ)
・This is us(感動の家族物語。1話目見るだけでファンになる)
・Modern family(家族の日常を描いたコメディ)
・Sherlock homes(ご存知シャーロックホームズ。イギリス英語に慣れるのにおすすめ)
ざっと、以上が私のTOEIC勉強法です。描ききれていない細かい留意点や、
各Partごとの細かいテクニックなどは修正&別記事で紹介していければと思います。
コメント、ご質問あればぜひいただけますと幸いです!
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